普通学校で支援級に通う軽度知的障害自閉症児の給食事情🍚

小学校での毎日
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先日エレベーターホールで肩にペットの小鳥(本物)を乗せてる女性がいて、「ジョジョの奇妙な冒険!?(←ストーンオーシャン編)」と心底驚いたshiroママです。本日は小学校での給食についてお話します。

食べられる物が20種類ほどしかない問題

自閉症児は偏食は本当か?食べられる物の一覧です。でも触れましたが、shiro君は食に対して自閉症ならではの様々なハードルがある結果、”何でも残さずガツガツ食う奴が絶対正義”な日本社会の風潮にあえて逆らう反逆児です。

ですので学校生活では給食の問題を避けて通れません。

小学校の給食への姿勢

就学前に色々な地域の色々な小学校を見させて頂きましたが、給食を最初から一切提供しないようにして自前のお弁当類を持ち込むことはいずれの学校でも建前上は可能です。

この建前上ってところがポイントで、実際には

ー食に対する無用なこだわりに縛られていない状況で柔軟かつ実用的な対応に積極的な学校

ー他の生徒さんや親御さんに説明するのがめんどい。「みんな一緒」が管理上一番楽だから本音を言えばそれを崩したくない。でも ”合理的配慮” を頑張らないでどこか上のヒエラルキーに報告されたら嫌だから一応対応しよう、な学校

ー食に対する強固なこだわりに縛られており「みんなが一緒に同じものを完食する」正義を貫こうと強要する系の学校

の3種類があるようです。

shiro君の小学校ではどんなか

当然ですがshiroママが選んだ学校は柔軟な対応を積極的にしてくれる学校です。

給食を頼むか頼まないかは迷ったものの、一応最初は頼んでみよう、ということで現在も進んでます。

もしかしてshiro君の気持ち的に自分だけ給食ないのがすごく嫌(実際に食べるのは嫌だとしても)ってことがあるかもしれない、という理由です。

shiro君の言語発達レベルではそこまでの自分の内面をまとめて言葉で表現することはまだないので、ここはあくまでママの推理力が試されるところですが、、ママはそこまで名探偵ではないという大きな問題が^^;

給食🆚shiro君

入学直後は義務感からめちゃくちゃ無理して全ての料理に口をつけていたようです。お迎えの際に担任の先生からあれもこれも食べてましたよ、そこまで偏食じゃないですよ、と聞くたび「やばい😅こいつ飛ばしてる、、」とパパママは内心shiro君200%頑張りモードを危惧していました。

そこから2ヶ月経った現在

支援学級の担任の先生が横について介助しながら普通学級で給食を頂く。家から持参したクリームパンやスナック菓子も併せて頂く。というスタイルは健在ながらも、コンスタントに「これなら食べてみてもいいかなあ」という気分が発動した場合のみ給食も部分的に食べるという形で定着した模様です。

当初ほど無理して全部口をつけたりしないものの、いけそうなものはいってるようで、shiro君200%からshiro君100%くらいで落ち着いてます。良かった。無理のしすぎは自爆に繋がりますからね。

shiro君が自爆しなくて済んだ影のMVPは支援級の担任の先生でしょう。この先生が本当に優しくて頭が良い先生で、、ありがたい限りです😭

無理して食べなくても叱られないことをshiro君が気づいたんですね。しかも先生との間に信頼関係が生まれたので食べられそうなものにはチャレンジしようという好奇心も育まれたようです。

給食当番も頑張ってこなしているようで、shiro君の成長すごいな、と日々感心しています。←たまたま送迎で給食当番を目撃したshiroパパによるとshiro君は相方のクラスメートと原学級の担任にほぼ持たせるスタイルで当番していたらしい😅さすが王族気質。相方君ありがとね。

まとめ:給食の対応は学校によるところが大きいです。担任の先生の総合的な教員力で給食vs自閉症の戦いの行方が決まるといっても過言ではないでしょう。

次回は「ロバート・L・ケーゲル「発達障がい児のための新しいABA療育 PRT」の感想」です。よろしくお願い致します。

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