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本日は現在7歳のshiroくんの言語獲得へのこれまでの道のりをまとめます。軽度知的障害の自閉症児が発語するまでのサクセス(?)ストーリーです♪
このブログの第一の目的は情報共有です。
なのでshiro君のこれまでを簡単にまとめてみたいと思います。
今まさに最初の一歩である「あれ?言葉が全然発達しないぞ😓行動も、、???すぎるかも??😰」に対する具体的な解答や具体的に出来る対策を探していて本ブログをお読みの方に少しでも役立てばと思います。
1 自閉症かもしれないと仮定してみる。
以前にご紹介した石原道子「そうだったのか!発達障害の世界」にも書かれている通り「仮に発達障害でなかったとしても発達障害だったらこういう風に対応しましょうという対応をすることは定型発達の子供にとってもより良い対応法である」わけなので、ひとまず発達障害の場合の対応方法で子供に接してみます。
shiro君の場合は本当に自閉症+軽度知的障害(言語の発達の遅れ)でした。
2 発達検査を受けてみる。
検査を受けたいと思ったら自分でお医者さんを探して予約しないといけないです。
基本的に「半年以上待ちですが良いですか?」と聞かれると思いますが、実際には3ヶ月程度で順番が来ることが(私の経験上は)ほとんどです。こういう風に言われるので複数の医院を予約する事になり、結果的にキャンセルも発生するからだと思います。
そんな待てない!と諦めずとりあえず予約待ちしましょう。
3 (できれば自閉症が専門の)医師の診断を受けてみる。
受けられたらラッキーくらいにはなりますが😅自閉症がモロに専門どストライクって先生の医院ってあまりない気がするので。
ただもしラッキーにも自閉症専門の先生の意見を頂けたら本当に役に立つことは確かです。
4 療育手帳を取得してみる。併せて障害児支援受給者証を取得してみる。特別児童扶養手当も申請してみる。
障害児支援受給者証の方がハードルが低いのでまずはこちらを市役所(区役所)で申請してみましょう。
療育手帳の方は知的障害=言語発達の著しい遅れがあれば取得できます。こちらも役所で取得希望する旨を申請します。
特別児童扶養手当も申請可能です。療育手帳とは基準が異なるそうなので、療育手帳が取得できずともこちらは受給できる可能性があるはずです。申請してみて損することはないと思いますが医師の診断書の提出が必要です。この診断書作成代に5000円程かかります。
5 療育園・放課後デイサービスを探して申し込んでみる。
役所の方で地域の療育園の一覧の冊子を作成している場合もあります。
あとはインターネットで検索して探す感じです。
実際に見学に行ってみて自分のニーズに合ったものを選んでいきます。人気の園は順番待ちで「ご案内できるかわかりません。半年1年お待ち頂くかも」とか絶対言われますがshiroママの経験上は3ヶ月も待たずに順番が来ます。自分から電話して「順番待ちしてる者ですが空きはでましたか?」と確認すればタイミングよければ入れることが多いです。
やはり通ったけど合わなかったとかあるので療育園や放課後デイは入れ替わりが激しいのが常です。とりあえず申し込むことが大事です。
6 対応が良好な学校を探してみる。
小学校以降のお話にはなりますが、とにかく各校のHPなど確認して学校見学があれば参加する。もしくは直接学校に電話して見学可能か確認してみます。
電話して感じが悪かったり見学を断る学校はどっちみち良い学校ではないと思います。その確認の意味でも問い合わせることが大事です。
普段の学校の様子を見学してじっくり最良の1校を探すのが理想です。とはいえ農林水産業に従事していたりとかで引越しが無理な場合はあると思います。
それでも古典的な越境入学(親戚の住所を借りるとかのアレです)は試みられると思うので、なんとか通える範囲の学校5校は比較してみることをお勧めします。(以前のブログ記事にこちらのまとめがあります。)
7 本などを通じて知識をつけてみる。
本ブログでご紹介した本には本当に助けられました!
出版されている本の中でも役立つ情報がまとまったものが数多くあります。とにかく助けになるので図書館でも良いんですけどより多くの情報に触れたいと思っています。
何より自分自身のガス抜きになります。
8 フリーオペラントを試してみる。
shiro家の最終形態はフリーオペラントとなりました。
応用行動分析を活かして自閉症の子供に対応するのは、懐かしのアメリカ横断ウルトラクイズ並みに知力体力時の運が必要な感じもありますが^^;
ニューヨークに行って優勝を目指す高校生並みに頑張っております!
具体的にこんな方法でこんな風に対応したら実際に無発語の子供が喋るようになれた!という実績を提示しておられるのって佐久間徹先生しかいなかったんですよね、、
それ故に選んだフリーオペラントではありましたがお陰で我が子は見事に発語しましたよ😊
とにかくひたすら我が子の言動を逆模倣することに徹しました。
無発語系のお子さんが発する言葉というと「ういーん、ごとん、ぴー」といったような謎の機械音系の奇声系だと思うのですが、この謎音声を模倣してゆきました。左右に移動したり回ったりといった行動についても出来る範囲で体力の限界まで真似をしてみましたよ。
身辺自立は発語に比較して優先順位の低い事項ということで行いませんでした。
とにかく寝ても覚めても逆模倣です。
疲れすぎて血を吐きそうな感じになったりもしましたが😅
このフリーオペラントのかいもあって5歳で言語爆発したshiro君。その後はスクスクと(自閉症比)成長しまして。7歳小2の現在は嘘や言い訳も出来るまでに言語発達しております(⌒-⌒; )
佐久間先生ありがとうございます!と感謝しかありません!
君の瞳は一万ボルト地上に降りた最後の天使〜〜♪とshiro君を愛でていたところ「ナミすわ〜ん💌って言ってるワンピースのサンジみたいだね」とshiroパパに笑われたshiroママです😅
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