残念なお知らせって感じですが普通学校の支援級に入学して2年、初めていわゆる「イジメ」を受けました。予想はしてたはずなんですが親として目の当たりにすると思った以上にショックでしたし、すごくすごく悲しかったです。
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イジメ対応でペアトレの学びが役立ちました
事の発端は原学級での班活動でした。
2年生最後の保護者会での発表を班で行うということで子供達にとっては大変なプレッシャーがあったようです。
そんな中でshiro君も原学級の定型発達のクラスメートと班を組んで発表に取り組んだのですが、、
その班にいた男子A君から軽く「悪意ある言動」を受けることに。
初めに気づいたのは下校時。
お迎えにきたshiroママとshiro君はたまたまA君に遭遇。
shiro君の方から「バイバイ」と声をかけるもA君は無視。
無視のみならず軽くshiro君を押しのけたんです。
shiroママが横に立っているにも関わらずだったので驚いたのですが(⌒-⌒; )
ママはこの時点でA君の死んだ魚の目と暗い表情から「あ、やばいやつ」と察したのですが。
shiro君は更にもう一度「バイバイ」と近寄ります。
やめとけshiro君😅というママの心の声は届かず、A君は更に無視するだけでなくshiro君をあえて押すという、、
「あー、これマジのやつ」と内心で😱なママ。
なんというかA君の表情がshiro君が生まれて8年間ですっかりお馴染みの「差別的感情」一択だったんですよね。
その場はとにかくshiro君に帰宅を促したもののママの内心は穏やかではなく。
shiro君は全然ケロッとして見えましたが実際どうだったんでしょう?
で、そんなことがあって授業参観当日です。
ママの授業参観の目的はA君を特定してshiro君への態度を確認することになっちゃってました。
発表自体はすごく頑張っていてshiro君の成長にウルウルするパパ。
なんですけど、やはりというべきかA君をロックオンして観察しているとshiro君への些細ながらも絶対悪気だろう、という細かすぎる嫌がらせを確認(⌒-⌒; )
前から回ってきたプリントをあえて自分で止めてshiro君に渡さない、最終的に渡しはするが何かしらか嫌な言葉をかけている。
あえてshiro君の机にぶつかってゆき、またもや嫌な言葉かけをする。
おい!クソガキっ!あと、その保護者!っとブチギレ寸前をグッと我慢してA君の氏名をしっかりチェックします。(ちなみにA君の保護者さんは誰も出席していなかったんですが。)
ママとしては「これやっちゃってるな」と確信できて氏名も分かったので支援学級の担任の先生にすぐに相談させて頂きました。
今までのママであれば「怒り」一択で怒ることしか思いつかなかったところですが。
ペアトレの学びで「怒りは最も効率の悪い対策」と知っていたので冷静に応用行動分析で対応を考えてみました。
いじめをする子供はそもそもストレスフルな環境にあり不安感が高まっている→ストレスを軽減するケアをすればイジメ行動は減衰する、というのが基本です。
ただいじめる子のケアはこっち側ではどうにもならないわけで。
いじめを受けた側が具体的に取れる対策って、学校側に状況を報告して対応をお願いすること、子供が学校を休みたがったら休ませてあげるなど物理的心理的な距離を取らせてあげること、の2点くらいなんですよね。
ということで今回は学校側に連携を取らせて頂きました。
学校側では早々にA君本人と面談を行って「そういうつもりじゃなかった」というA君に対して「君がそういうつもりじゃなかったとしても相手にとってそう取れる態度を取ること自体が問題」といった話をしたとの報告がありました。
今回の件はA君ひとりがほんの少し嫌な態度を数回とった程度で収束したわけなんですが、今までも気づかないだけで色々あったのかなあ、と考えると怖いです。
今はまだ大人にバレバレの稚拙なイジメですけど年齢が上がっていけば隠れて、ということも考えられますし、一人が始めたことに他の子が同調して広がったりする可能性もあるわけで。
この2年間が予想以上に何もなく穏やかだったので今回は予想以上にメンタルを抉られました。
まあshiro君にはshiro君の感情があるとは思うのですが、shiroママ自身はshiro君への侮辱は絶対に許さん!という鉄の心です。
自閉症の特性のあるクラスメートとの関わりはストレスレベルが高いお子さんには過剰な負担なことはわかってはいる(なんならママ自身すら特性にイラついてる😅)のでしょうがなさはあるんですが、親としてそれとこれは別というか許せないものは許さないという姿勢は貫きたいと思います!
気を引き締め直して来年度の目標を立てました
そんなこんなで再び緊張感を取り戻して新年度の目標を考えてみました!
<最終目標>shiro君の精神的経済的な自立
<中間目標3>障害者雇用での一般企業での就労・作業所Aでの就労
<中間目標2>高卒資格の取れる特別な配慮のある高校への進学・高等特別支援学校への進学
<中間目標1>配慮のある普通中学への進学・公立普通中学の支援学級への進学・支援学校中等部への進学
目標へは逆算で考えるべし、ということで次のステップである中学の選定の前に高校の情報を集めたい!というのが今年の目標です。
具体的には
- 高等特別支援学校のオープンスクールに参加すること
- 特別な配慮のある高校の見学と入学資格の確認
の2点ですね。
高等特別支援学校であればどこの学校の雰囲気がいいか、この学校なら良い!と思える学校があるか見学して確かめる。
特別な配慮のある学校であれば支援学校中等部から入学できるか確認する。
来年度はその辺をしっかりリサーチしていきたいと思います♪
重めなテーマでしたけど、とにかく応用行動分析は役立った!ペアトレ受けてよかった!と心から思いましたし学び続ける大切さを改めて確認しましたよ。
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