自閉症だと体温調整機能がうまく働かないらしい件✨風が痛い?

小学校での毎日
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shiro君が窓を閉めるお話です。

冷暖房代の節約は許されない

せっかく風が爽やかな気候だし、外の風が気持ちいいし、エアコンつけるの勿体無いしってことで窓を開けていると、、

我が家の自宅警備員なshiro君が登場!

「寒い。閉めよう。」とおもむろに窓を閉め始めます。

ええー、暑いよお。開けようよ。

というママに構わず、全ての部屋を巡回するshiro君。テレワーク中のパパの部屋の窓を無言でガチャリ。寝室の窓も黙々と施錠。

「全く召使どもの頭が悪いよ。窓なんか開けちゃって困ったもんだよ。」という風情でソファの定位置に戻るとスマホでマイっキーを見始めます。

なぜ窓を閉めるのか?

shiro君は音刺激に弱いので、音がうるさいのかな?と最初は考えていました。

もちろんそれも一因なのかもしれませんが、どうやらメインの理由は違うようです。

というのも、窓が開いているとき決まって言うのが「冷たい」か「寒い」なんですよね。いや、むしろ暑いんだけど😅

で、就寝前なんかだとクソ暑いにも関わらず布団をしっかり掛けるよう指示してくるんです。ちなみにshiro君は布団が苦手で絶対はぐんですけど。(最終的に布団に残って蒸し風呂状態なのはママだけ😅。)

「寒い」だの「冷たい」だの言ってるわりにすごく汗をかいてて顔も紅潮してるし、君、絶対暑いよね😅

ホメオスタシスの働きが弱い

内受容感覚も弱いんですよね。自分の体の状態に気づきにくいわけです。そもそもボディイメージが掴みにくい状態でもあります。そのうで恒常性がよく働かないようで、自分の体が暑くなっている状態で涼しい風などが身体に当たるとそれが大き過ぎる刺激になるようなのです。

ニキリンコさんの本で「風が痛い」記述があり、思いもよらぬもの(風や雨などなど)が予想以上の刺激であることに初めて気づきました。

そういえばshiro君もつい1年前までは雨粒の刺激がダメでした。雨粒を避けようとすらするんですよね。いや、もうそれドラゴンボールの修行レベルだから😅

ボディイメージの問題で傘もさせず(傘をさすと身体のバランスを保てないので身動きが取れなくなる)、雨の日のお出かけはベビーカー一択でした。

言語爆発が起こってからいつの間にか傘もさせるようになり、濡れるのをあんなに嫌がっていたのも嘘のように今や自ら水溜まりに飛び込むバカな男子の典型になったshiro君。

風が冷たい問題もいずれは緩和されるのかな。

この記事を書こうとネット検索したら京都大学の研究で面白いものを見つけました。「内受容感覚の高い人ほど表情模倣が起こりやすい」という内容です。模倣が苦手な自閉症の秘密とすごく関係のある研究ですよね。

自閉症の世界、無発語系の世界は新鮮な驚きに溢れてて興味が尽きません。ミステリアスな男shiro君も秘密がいっぱいです。

次回は「自閉症児は人の顔を認識するのがスーパーハードらしい件」です。よろしくお願い致します。

 

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