おはようございます。Shiroママです。今日は自閉症の偏食と食べられるものについてのお話です。
自閉症は偏食か?
これは何を偏食と定義するかによります。
自閉症界と定型発達界で基準が異なるとは思いますが、定型さん基準では間違いなく偏食でしょう😅
数えてみたら20種類ほどの食品を口にすることが出来ているので、自閉症の世界では偏食度低めではないかと思わなくもありません😅
何を食べてる?
食事は基本的に全介助です。自分で食具を使って食べてはくれません。根っからの王族気質が垣間見えます😅
ビビンバ:キットオイシックスのビビンバのみ。唯一の野菜類の接種源。ニラ、ネギ、エノキ、小松菜、人参など。
豆腐ハンバーグ:オイシックスで売っている冷凍のもの。サイゼリアのハンバーグも食べられる。他の店のハンバーグは食べない。ママの手作りとか「ないわあ」で却下される。
牛豚合い挽きの茹で肉団子:ママがこねたのを茹でて食べる。(ハンバーグ食べんのになぜ。)鶏や豚100は食べない。←肉の種類への敏感さは小姑レベル。
牛肉:良質な牛肉をシンプルに焼いたステーキなどは外食でも食べる。
玉子の握り:特にスシローが好き。毎週末「おすし!」と回転寿司に行きたいアピールをする。好きなのは酢飯らしいが玉子も食べられる。いらなくなると「ママ!」と指名しながら口に押し込んでくる。
ガリ:なぜか手掴みでガリを食べまくる。
チャーハン:オイシックスの冷凍食品。外食では王将のチャーハンも食べる。しかし他の店では食べない。
バナナ:時々一房食べをしている。かと思えば「はあ、そんな食わねーし」と全く受け付けなくなる。
いちご:パック独り占め食べ。なぜかイチゴは手掴みで自分で食べてくれる。
みかん:小玉に限る。もちろん自分では剥かない。召使いなパパママにむかせる。剥いて小分けにすると手づかみで食べる。
蜂蜜ヨーグルト:1パック食い。
食パン:トーストしてクリームチーズを塗って一口サイズに切って置いておくと手で食べてくれる。
クリームパン:一口サイズにちぎってお口に運ばせて頂くスタイルが定着している。
パパの手作りカレー:パパと一緒に作って食べる。自分から催促することも。
パパの手打ちうどん:パパとこねこね。
スナック菓子(コアラのマーチ、アルフォート、ベジタベル、じゃがりこ、ぱりんこ、サッポロポテト、リッツ):自分で手で食べてくれる。現状は給食の強い味方。担任の先生が食事全介助を免れる為に必要不可欠。
飲み物(水、お茶、アクエリアス):氷でキンキンに冷えた水道水をお気に入りのストローマグで飲む。水がないとお茶を渋々飲むことも。夏場はアクエリアスは自ら強くアピールしてくる。(しかしアクエリアスとは発語できない。)他のジュース類は絶対飲まない。
なぜ偏食?ママの分析。
感覚過敏と視覚優位のため。ボディイメージの感じづらさも原因の一つでは、と思います。
歯で噛み切る感触が不快。故に一口サイズの食品以外は無理無理無理無理ーーな感じ。過敏ちゃん路線まっしぐら。食具の感触が嫌。食器と自分との境目が感じづらい。スプーンやフォークを持つと全身の協調性が自動で調整できない。
パッケージなど視覚情報で判断しているため、包装デザインが違うと拒否。
味覚自体も鋭いので酸味と苦味(自然界では毒の可能性が強い)系がダメらしい。
生物としては優れた感覚も現代社会では不便を量産してしまう結果に。残念!!
まとめ:でも意外とバランスは取れてる(自閉症比)ので至って健康。マーケティングの結晶スナック菓子の開発者は偉大。全介助系自閉症児すら手掴み食べを厭わない。
次回は「恐怖の運動会!走るよ踊るよ涙だよ!!」です。よろしくお願い致します。
コメント