自閉症者の適職探しに役立つ1冊をご紹介します😊
どんな人にオススメ?
自閉症の脳の働きが強いお子さんの保護者の方。
脳科学的な側面から自閉症にアプローチしてみたい方。
自閉症の感覚処理問題の具体的な対処法を知りたい方。
脳機能の視点から適職を具体的に知りたい方。
著者はどんな人?
1947年生まれ。
言葉が出ないことから神経科を受診、脳損傷と診断される。
今日の療法士が行う標準的な療法をグランディンさんの母親が独自に編み出し実行、都度に最適な対応をとったことで言葉を獲得。
自閉症の脳の働きを活かした適職を見つけ社会的に成功する。
本のどこが役立った?
グランディンさんご本人がMRIで脳画像診断を受けたところ、扁桃体が標準より大きかったそうです。扁桃体は恐怖などの情動を制御する箇所です。多くの自閉症者本人が「不安感こそ自閉症の秘密の本質」と述べています。
shiro君もMRIで確認すればおそらく扁桃体が標準より大きいものと思います。
加藤俊徳先生という方の本も参考になります。
この方のクリニックでグランディンさんが受けたMRIを受けて実際に脳の様子を確認することもできるらしいです。すごく興味があるのでいつか受けに行けたらいいなあと思ってます。
あとは3通りの思考傾向(言語思考、パターン思考、視覚思考)について、それぞれの適職をリストアップしているところが特に役立ちました。
こだわりを活かして仕事に結びつくスキルを伸ばしながら適職を考えるのに具体的に役立つリストです。
言語思考:翻訳家、証券アナリスト、テクニカルライター、ツアーガイドなど
パターン思考:エンジニア、物理学者、音楽家など
画像思考:整備士、配管工、写真家など
すごいなと思うのはshiroママとshiroパパの思考傾向と職業がドンピシャあってるんですよ😅
shiroママは言語思考で機械翻訳者なんですが一時ガイドもやってて。(小説家になって世界旅行するというのが子供の時からの夢だったので結果叶った。)パパはパターン思考のシステムエンジニアで物理専攻のうえ、音楽苦手のはずなのに聞いた音を木琴で再現できたり。
多分なんですけどshiro君は画像思考だと思うんです。電車の構造や機械の配管にすごい興味があるのでそこを伸ばしながら将来のお仕事見つけられたらいいなと思います。
祝クレイジージャーニー復活!
次回またよろしくお願い致します!
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