恐怖の運動会!走るよ踊るよ涙だよ!!自閉症でも運動会は楽しめるのか?

小学校での毎日

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

おはようございます。今日はshiro君の運動会での奮闘をご紹介します。

運動会の練習が超ハードだった件

知的軽度な自閉症ということで、やはり運動会の概念の理解から難しそうな感じがあります。「これ、何がゴールなん?」って感じで運動会まで3週間、毎日暑い中を運動会練習するのが非常にキツかったようです。

運動会の練習までは何とか笑顔で1日を終えていたshiro君でしたが、運動会練習スタートして早々、お迎えでママを見つけるや号泣が2度3度と続き、、

そもそも運動会にここまで力入れんでもいいのでは?ってか学校にはこの指導情熱をもっと国語に振り分けて欲しい(ママの本音)😅

運動会当日

支援学級担任の先生方のご配慮で、shiro君は自分の出番以外は涼しい支援学級の教室でパパママと待機できることに。良かった。

shiro君の出番は

ー最初の開会式と体操

ー1年生全員で踊る「表現」

ー1年生の折り返しリレー

ー最後の閉会式と自分の椅子の片付け

パパママが小学校の運動会に参加するのは昭和ぶりです。

まずママが驚いたのは戦う系の種目がリレーのみなこと!大玉とか騎馬戦とか玉入れとかないのね。組体操とか棒倒しなど危険な種目も全くなし。というか、あるのは各学年リレーと各学年「表現」のみ。あとは応援。時間も3時間午前中のみです。コロナだから?令和だから?この学校だから?

運動会の開催自体も2年ぶりらしいですが、ちょっとママ的にはガッカリでした。まあ、運動会を楽しみにしてた方には申し訳ないけど😅せめて学校に慣れた来年から再開で良かったのに、、

他にも最初の体操がラジオ体操第一とかじゃなく、なんかファンキーなダンスなんですよね😅急にポップな音楽が流れて子供達が「いつものやつねー」みたいに踊り出したのには度肝を抜かれました。

shiro君、こんなんやってるの?すごい!微細運動などが苦手な自閉症者にはダンス系は難しいはず。こりゃ泣くよ。

人混みすぎて準備体操のダンスではshiro君を見失ったものの、「表現」ではバッチリshiro君を視界にロックオンできました。

shiro君の「表現」に感動。パパ涙!

なんかね、親的にもストーリーがほぼほぼ謎でした(笑)どんな話かは分からなかったけれど、親すら分からん表現を演じきってる新1年生すごい!

shiro君もおそらく練習どおりの順序でお友達と並んだり、謎のオブジェに向かって移動したり、オブジェの周りで踊ったり。ほぼほぼ一人でこなします!すごい!

踊りの時のみ支援級の担任の先生が目の前で踊って見せてくれる特別待遇で何とか踊り切ってました。

その様子を見ていたパパは感動でウルウル状態に🥺

リレーも走る!

第1走者として登場するshiro君。真ん中や最後もやばいが最初もやばい。どうなる!?親の方がドキドキです。

パーンとピストルの合図で出発、、ん??出発してないぞ。どうやらピストルの音の方に気を取られて走るのを忘れたらしく、先生に促されてスタート!その後は無事折り返してバトンを渡せました。もちろんビリです😅

聴覚過敏なのでピストルも歓声も全部が心身への限りない負担の中、偉いぞshiro君。

4歳の時は拍手ですら号泣してたshiro君が、、🥺

閉会式を迎えて

小さい体で懸命に自分の椅子を教室に戻して帰りの会を終え、パパママと合流。

ん?ちょっと泣いてる?

支援級のスーパー優しい担任の先生によると、帰りの準備では疲れすぎて軽く泣いていたようです。

パパママとの合流時は「あ、パパママ!」と笑顔になりながらも緊張の糸が一気に切れて涙がこぼれそうになっていました。

でも必死に涙を誤魔化して努めて明るく振る舞うshiro君。えらい!すごい!そして可愛い!涙を誤魔化す姿が堪らん、と何かフェチシズムをくすぐられるshiroママなのでした。

運動会お疲れ様。来年はもっと楽しめる余裕ができてたらいいね。

まとめ:軽度知的な自閉症児も何とか運動会を乗り切れました。が、shiro君のような子供にはとても負担な行事であることも事実。障害特性を考慮して静かで涼しい屋内で休む「合理的配慮」がなければとても耐えられなかったと思います。

次回は「普通学校で支援級に通う自閉症児の給食事情」です。よろしくお願い致します!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました