初めての行き渋り!軽度知的障害自閉症児君、学校生活に嫌気がさす編

小学校での毎日
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事件です!shiro君が初めて「学校休みたい」と弱音を吐いたぞ!の巻です。

みんな良い子じゃなかった😅

先週は色々な出来事が盛り沢山でした。

少し前、悪そうな子ってほんといない、などと言っとりましたshiroママ。残念ながら悪い子ちゃんの生息を確認してしまいました😅

月曜の朝のこと。shiro君と共に登校中、前方を歩いていた女の子3人と男の子2人のグループのリーダー格らしき女の子が1人の男の子のランドセルをものすごい力で引っ張り始めたのです。

最初はふざけ合ってるだけなのかなあと思っていたのですが、やられている男の子の表情が明らかに本気の怒りと恐怖なんですよね。そのうちこのリーダー格の女の子はもう1人の男の子に自分がやったようにその男の子のランドセルを引っ張るよう指示する素振りをし始めました。

いや、このクソガキ完全にやべーいじめっ子じゃん!

指示された男の子は怯えながらも何とか断りきったのですが、このリーダー格のクソガキはこの男の子を今度は水筒で殴ろうとしたのです。(その間取り巻きらしき他の女の子2人はなんとなく見てるだけ。)やられている男の子たちは女の子に暴力でやり返すことはしない優しくてまともな子達のようでひたすら怯えながら逃げ回ります。

って、これをshiro君とママの半径1メートルで繰り広げるもんだからさ、もう声かけないわけにいかないし😅

暴行、強要、脅迫の触法少女に「何をやってるのかな?クラスとお名前を教えて下さい。」と職務質問させてもらいました。(1年生ではもちろんなくて中学年の子で、被害に遭ってたのはその中学年のクラスメートでした。)

その後は学校でshiro君の担任の方にその件を伝えたのですが、正直かなり衝撃を受けまして。いやいや、あんな躊躇なく暴力振るってる悪意のある子供を見たの人生で初めてだったんですよね。あんな怖い子がいるって、、shiro君が被害に遭ったとして言葉で伝えるの無理だろうし、、いやいやどんだけ危険な場所だよ小学校😅

子供を学校に通わすのが怖くなりました。

shiro君お迎えで4連続涙

暴力事件目撃の当日は大丈夫だったんですが、そこから4日連続してお迎えの際にshiro君が涙することが続きました。

おそらくは全ての小さなストレスの積み重ね(月曜の朝のクソガキ+本格的な蒸し暑さ+段々とサポートが減ってきた)が原因だと思うのですが、この週末shiro君はものすごくグッタリとしていました。

精神的に不安定になると出るまばたきのチックも出始めてしまい、このところ収まっていた電車の音を延々と口に出し続ける状態になりました。

しまったあ!先週、どこかでお休みをさせてあげるべきだったのに、、ママの管理能力不足のせいだよ、ゴメンね😭

shiro君が初めて「家で休みたい」と言った

日曜の夜、翌日登校の準備をしていたところ、shiro君の顔がみるみる曇ってゆきます。そこは見逃さなかったママ。

「明日、学校だよ。」と伝えてみると泣き出しそうな表情のshiro君。「お休みしたい?家で休みたい?」と聞いてみると「お休みしたい。家にいたい。」と必死な感じではっきり言われました。

shiro君が「休みたい」とはっきり意志表示したのは未就学時代も含めてこれが初めて。

本当に心身が疲労しているのだろうなあ、と感じたので翌日はshiro君の希望通りお休みさせました。

shiro君には「お休みしたいと伝えてくれてありがとう。ママは言われないと気づかない事が多いから伝えてくれると有難い」と感謝を伝えました。

言葉で言ってもらえるのって本当に嬉しい事なんですよね。(まず喋れるということ自体が奇跡。)shiro君は今まで自分の気持ちを言葉で伝えることが出来なかったから言葉で伝えてもらえる有り難さがよく分かるのです。

1日お休みしたshiro君。翌日の朝も「今日は家?」と聞かれたのですが、心身が回復傾向だったので「今日は学校行こう」と促したところ、食い下がるでも泣きそうでもなく淡々と登校しました。

行き渋り対策を考えてみた

shiro君が行きたくない気持ちになる最大の原因はやはり一次障害の問題だと思います。ただそこはどうしようもない部分なので、どうにかできる部分を考えてみました。

①言葉による伝達だけでは学校のスケジュールが捉えきれず見通しが持てないのでパニック(shiro君のパニックは基本は泣きです)。休み時間なんかも校庭に行く子もいれば教室にいる子もいるのでよくわからないらしい。⇨時計の見方を覚えて時間で見通しを立てられるようにしてみる。(shiro家にて実行)

②一次障害のため、心身が疲弊する⇨適度に休ませる。週5日あるうち1日など保護者の裁量でお休みさせる。コロナの対策で毎日体温を測っているので高めの日(37.0〜37.5のグレーゾーンとか)は「熱がある」を理由に休養させる。

③shiro君の言語の発達段階では難易度の高い授業(子供同士で話し合ったり、象徴的なテーマについての説明がメインの「生活」「道徳」「学活」)への参加を減らしてもらえるよう学校側と調整する⇨お願いしてみたところ単元数の調整で許す範囲でして頂けるようです。完全に不登校になっても進級卒業できるのにいざ授業受けたいとなると単元数がどうのというのが日本教育界の不思議なとこですが😅まあ今の学校で出来る範囲のことを実現してもらうしかないのでね。

学校のシステムはダメなところもある反面、ダメであるが故に都合よく利用できるところもあるので、うまく制度を活用してshiro君の学校生活が細く長く続いていくように働きかけてみようと思います。

障害のある子供と保護者の関係って、タレントとマネージャー兼事務所社長みたいなとこありますよね。タレントを売っていくにはどうしようと根回して交渉したり戦略立てたりレッスン受けさせたり、めちゃくちゃ似てますね。いい意味でのビジネス感覚が成功の秘訣なんでしょうね。

次回は「知的軽度障害児の学校選びの難しさについて〜無理ゲーを強いられる現状〜」です。よろしくお願い致します!

 

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