岩永竜一郎「もっと笑顔が見たいから」📕身体にアプローチしよう

本の紹介
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作業療法で発達障害や自閉症の特性をコントロールする方法が学べます。

どんな人にオススメ?

神経発達症のQOLを上げるために具体的に何かできることを知りたい方。

神経発達症を身体障害として捉える考え方に興味のある方。

著者はどんな人?

医学博士の作業療法士。

現在も臨床に携わっておられます。

お子さんがアスペルガーです。

本のどこが役立った?

shiro君の自閉症ゆえの様々な行動について、なぜこんな行動を取ってしまうのか?という素朴な疑問が解消されました。

shiro君の身体でこういう現象が起こるが故にこういう行動になって現れるのだなあ、と納得できると不思議と心が軽くなりました。

ニキ・リンコさんの事例「雨が痛い。シャワーが痛い。風が痛い。コタツは足がなくなる。」で、そうだったのか!と気づいたり。

後半は具体的な感覚統合アプローチによる支援について学べます。「脳を育てよう」というのが感覚統合アプローチとのことです。

アスレチックなど遊びで体を動かしたり。ビジョントレーニングも勧めています。ビジョントレーニングはshiro君も脳科学系療育園で受けました。

ミラーニューロンを利用した逆模倣についても書かれています。これぞフリーオペラントですね。放課後デイでいつもやって頂いてます。

パーキンソン病との類似点について触れているp186も面白かったです。類似性からドーパミンの分泌の問題が提起されています。

挿入されている4コマ漫画「聴覚過敏というのはだんだんイライラが募っていき、ちょっとした引き金で爆発することが多い。はたから見るといきなりパニックを起こしたように見える」というのがshiro君の学校生活でも日々起きているので、やはりうるさくてイライラしてるのね、と時々読み返して確認してます。

 

shiro君も夏休みに突入です!召使い活動多忙につき更新も滞りがちとなる予測です😅

次回またよろしくお願い致します!

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