栗原類「発達障害の僕が羽ばたけた理由」の感想✨お母さんにも拍手👏

本の紹介
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ネガテイブ過ぎるイケメンで笑っていいとも!に出演されていた栗原類さん、その当時は彼の発達症のことにも全然興味はなく、ただの面白いパリコレモデルさんという認識でした。

どんな人におすすめ?

類君のファンの方。

発達障害って何だろう?から世界を広げてみたい方。

著者はどんな人?

今はなくなった「笑っていいとも!」レギュラーだった栗原類君です。深田恭子ちゃんの「ルパンの娘」の引きこもりの弟の方が有名かな?

笑っていいとも!時代は発達障害についての告白前でしたよね。時代的に発達障害という言葉が定着する前だった、、懐かしいです。

その頃から比べて現状は随分と進歩したなあって感じです。栗原類君のような人が勇気を持って色々なことを発信してくれたおかげですね。

本のどこが役立った?

自閉症関連の本を読み漁る中でこの類さんの本とお母さんの栗原泉さんの「ブレない子育て」を読み、あ、類くんってこういうバックグラウンドがあったんだ、と気付いたのでした。

自分もかつてはそうだったのですが、現時点の社会で発達症を持つと認識される人物に対する世間の反応はといえば

「う〜ん、関係ないし興味ないかな」

だと思います。それ故に偏っている、または間違ったイメージが先行してしまう。

そんな負のループなのかなって。

何なら悪意のある人すらいますしね😅(←残念ですが子供の自閉症を通じてこの事実に気がつきました。時には心身に危険を感じることもあります。)

発達症という脳の機能障害を正しく理解しようと努め活動する人って当事者と当事者の関係者くらいなんですよね。

なのでこうやって有名人の方が情報を発信してくれるのは本当にありがたいなって思います!

類くん、ありがとう!

マンガでわかるバージョンもあり、類さんの知名度もたかいことから、とても分かりやすくて内容も素敵な本です。

小学校での学習が始まったことにより我が家のshiro君のワーキングメモリ(短期記憶)の悪さに気がついたのですが、類君の本の中にも「ドリーのように物忘れが激しい」という障害特性のエピソードが書かれています。

小学校での様子などshiro君にも通じるところが多いのでとても参考になる本です。

お母さんの栗原泉さんが大変工夫して類くんの生活を支えている様子が描かれており、とにかくオリジナルの工夫が重要なことや周囲からのアドバイス含めた情報を自ら取捨選択する知力の大切さに気付かされた1冊です。

主治医の高橋先生のコトバも大変参考になります。

オススメの1冊です。本が苦手なshiroパパのために我が家はマンガ版を買いました。


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