障害児支援福祉サービスを現役障害児育児ママがまとめました✨

障害福祉サービス

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軽度知的障害自閉症児の育児に勤しむママです!これまで受けた様々な障害児支援福祉サービスをまとめました♪

乳幼児健診

1歳6ヶ月と3歳の検診が国で定められています。各自治体によりその他のタイミングで検診がある場合もあります。

自閉症などの障害はこの検診で何らかの指摘を受けることが大半かと思います。

我が家の無発語系自閉症児shiro君は3歳で無発語だったのですが、、

実は1歳半検診でも3歳検診でも指摘とかアドバイスなかったんです💦これっておそらく自治体の検診のクオリティにかなりバラツキがあるせいなんだと思います。

3歳まで暮らしていた自治体は本当に全てにおいてダメ自治体だったなあと今更ながら思うのですが。

指摘こそ頂けなかったものの3歳ともなると自閉症の特性全開になってくる(ドアの無限開閉とか)ので流石にこれはおかしいぞとなりまして。

自ら発達検査が受けられる病院をネット検索で探して受診しました。

最初の病院で発達検査した結果が全領域77でした。ただ先生はちょっと頼りない感じだったので、もう1つ他の病院で自閉症専門の先生に診て頂きまして「自閉症かつ軽度な知的発達の遅れがあります」と診断して頂きました。

検診での指摘や自己診断で疑いを持ったら次のステップである医師の診断は自分で探します。自治体によっては児童相談センターなどがありそこに相談すると医師の紹介まで進める場合もあります。

地域差があります。

障害児支援受給者証を取得して療育サービスを受ける

まずは住民票をおいている自治体から受給者証を発行してもらう必要があります。

これも自治体によって大きな格差があります。

我が家の実例で言いますと当初住んでたブラック地域だと最大5日/月なうえその発行も断られました。この地域では予算不足が深刻で定員超過のため重度障害のお子さんでも同様の対応でした。

一方そのブラックぶりに恐怖して早々に逃げ出した引っ越し先の自治体は予算潤沢な都市部で意識も高かった(村社会じゃなかった)です。受給者証の付与日数(療育サービスが利用できる月毎の日数)が最大23日もあり我が家は最大23日を頂く事が出来ました。

この受給者証が発行されると未就学の場合は幼児教育無償化の恩恵を受けて療育園で療育を無料で受ける事が出来ます。

療育園自体は民間のものと自治体が運営しているものがあり基本的に自分で探してアポを取って利用できる曜日や条件を確認後に契約を結ぶことになります。

自治体によっては予めこの療育園の一覧を冊子にしていて配布してくれたりします。

小学1年生以降は最大4600円/月の負担(世帯収入により異なるのですが平均値の世帯年収で4600円)で放課後デイを受給される日数分利用することが可能です。

療育園・放課後デイは様々な種類があり、自宅送迎や学校へのお迎えも基本的に無料で利用できるなど多様です。利用形態も曜日固定からそうでないものまで本当に様々です。療育的効果を期待して受けるものもあれば学習サポートが主体のものなどご家庭のニーズに合わせて選べます。

ただこれも地域差があります。都市部では多様な療育の選択肢があるものの、地方では療育サービス自体ほとんどない場合もあります。

何度も言ってしまうのですが障害者福祉サービスを一言で表現するなら「地域差の世界」です。良い地域と悪い地域に2極化した現状にご注意ください。

障害児計画相談支援というサービスも受けました。受けたくて受けたというより受ける事が推奨されたので受けた感じです。

このサービスはざっくりいうと年1回受給者証を発行してもらう際に療育園・放課後デイの利用計画書というのを提出する必要があるのですがその作成をやってくれるというサービスです。複数の療育施設を利用する場合は施設間の連絡を取ったり、小学校以降は療育サービスと学校との調整をしてくれたりもします。

ただ実際に利用した利用感は「かえって面倒臭い」だけな感じでした😅

利用計画書の作成であれば郵送されてきた用紙に自分で記入して自分で役所に郵送したら終わりなんです。

なんですけどこの障害児計画相談支援サービスを利用しちゃうと3ヶ月ごととかにこのサービスをしている事業所に出向いて面談みたいな形でお話しなきゃいけないんですよ^^;

ただでさえ子供の送迎などで忙しいのにかえって負担が増えるだけだし、事業所さんが提供してくれる情報も障害児ママだったらとっくに知ってるレベルのものばかりで労多くして益少なしだったので途中で止めてしまいました。

まだまだ発展途上のサービスなんだと思います。

他にまだ未利用ではあるもののいつかお世話になりそうなのが放課後デイの「保育所等訪問支援」です。このサービスは学校等に放課後デイ等の専門の知識のある職員さんにきて頂くサービスです。障害のある児童の活動がスムーズに進むように環境などをチェックしつつ学校側の職員さんとお話してもらって環境を整えて頂くような感じのサービスです。

我が家の自閉症王子shiro君は今のところ小学校生活がスムーズに進んでいるのですが、いずれ不登校などの問題が出てきたらお願いしようと思っているサービスです。現在通っているフリーオペラントの放課後デイでこのサービスも併設しています。

上記サービスを受けるための障害児支援受給者証の更新は毎年です。

障害者手帳

我が家の無発語系自閉症児shiro君には言葉の発達の著しい遅れがありました。自閉症の障害特性も強く出ていました。

小学校入学の際に特別支援学校への入学も検討しなければいけない状態だったこともあり役所の窓口で障害者手帳を取得したい旨をお伝えしました。取得するしないは保護者の希望です。強制もされない代わりに自動的に取得の流れに乗ることもありません。役所に赴き自ら申請する必要があります。

ということで我が家では障害者手帳の取得を希望する旨を役所で申請しました。この時住んでいた行政区では行政の運営する児童発達センターで発達検査を受けて面談後に取得の可否が決定する流れになっていました。

申請後数ヶ月後に発達検査の日程のお知らせが郵送されてきたので指定日に指定場所でshiro君には発達検査を受けてもらい自分は検査員さんと面談を行いました。面談ではshiro君の様子について詳しくお話しました。

面談の内容+発達検査(全領域59)の結果として療育手帳の発行が決定したというお知らせが更に2ヶ月ほど後にポストに届きました。療育手帳の区分はB1でした。

その後はポストに届いたお知らせを役所に持参して役所の窓口で療育手帳を受け取ります。現在の地域では更新は2年ごとですが、地域によっては2年ごとでない場合もあります。

判定基準自体も地域により異なります。自閉症であれば70でなく90まで療育手帳が取れる地域もあったりとこれも地域格差があります。

いわゆるグレーゾーン(70から90)では療育手帳が発行されないという問題に対して現在では精神障害者手帳の交付を受ける事ができるそうです。shiro君もいずれ精神障害者手帳への切り替えが必要になるかもしれません。

療育手帳を受け取る際には併せて手帳保持者が受けられるサービスの一覧が手渡されます。自治体により内容は異なりますが税金の控除や減免、医療費の助成も受けられるので内容をしっかり確認してください。

我々が現在住んでいる地域では「福祉乗車券」という公共交通手段が無料で利用できる券が障害児本人と介助者一名分支給されました。療育手帳の更新は隔年ですがこの福祉乗車券の更新は毎年です。

特別児童扶養手当

手帳の有無とは関係のない福祉手当です。

手当が受けられるか受けられないか判定の基準も手帳取得基準とは異なります。重度障害であれば他に障害児福祉手当も併せて受給できる可能性があります。

一定の所得制限に引っ掛からなければ申請が可能です。申請時には医師の診断書を提出する必要があります。

診断書は自閉症の診断を受けたり発達検査をしたりした病院で発行してもらえます。発行代に5000円がかかりました。

特別児童扶養手当には1級と2級があリます。shiro君は2級と判定されました。(2級の方が額が少ないです。)

特別支援学級就学援助

この援助については小学校入学後に支援学級(最終的に支援学校ではなく支援学級に入学しました)でお知らせされて初めて知りました。

小学校で勉強をする上でお支払いする必要のある給食費、体操服含む学用品の購入などの費用が一部支給される制度です。

支援学級を通じて申請を提出、振り込み口座を登録して支給を受けています。

大変にありがたい制度です。

軽度知的障害+自閉症の属性で利用する福祉サービスは大枠これくらいだと思います。ブログの別記事ではそれぞれについて更に記載していますよ♪

障害児とその家族に関係するサービスについては以下の本がとても参考になります。更に情報を確認されたい方におすすめです!

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